5.カイト

作词:槙原敬之
作曲:槙原敬之

キャップの上からフードかぶり
ポケットに手を入れ立ちすくむ
君の姿はまるで
冰山に取り残されたペンギン
お台场 浜辺のカフェの椅子が
强い海风に动かされる
それからもまるで目を
そらすように君は空を见上げる

一月初めめずらしく
凧扬げをする子供たち
深呼吸しながら腕のばす
君の袖がはためくよ

向かい风をうけながら
高くあがって行くカイト
追い风が吹かないことを
どうか叹かないで
君がもしも违う方ヘ
飞んでしまわぬように
いつでも仆は君の糸を
もっているから

ゆりかもめがえさを求め
浜辺の际まで飞んでくる
人间だって同じさ
いいときに人は群がってくるよ
だけど仆はどんなときも
君のそばにいるからね
あのとき仆を信じてそばに
いてくれた君と同じように

年明けすぐの青空は
冷たい风が吹くけれど
太阳に照らされた世界は
始まりに胸膨らませてる

向かい风をうけながら
高くあがって行くカイト
追い风が吹かないことを
どうか叹かないで
仆がもしも违う方ヘ
飞んでしまいそうなときは
仆の糸をどうか君も
强く引いておくれ

向かい风をうけながら
高くあがって行くカイト
追い风が吹かないことを
どうか叹かないで
君がもしも违う方ヘ
飞んでしまわぬように
いつでも仆は君の糸を
もっているから

いつでも仆は君の糸を
もっているから